
この記事では、実務経験・測量経験ゼロで令和3年測量士試験に独学合格した筆者がおすすめ書籍を紹介します。
測量士試験のテキストは、本屋では売っていません。
独学する場合の、教材選びの選択肢は2つしかありません。
・日本測量協会
・東京法経学院
【結論】おすすめ書籍セット

参考書
・測量士合格ノート(東京法経学院)
令和7年10月発売。
◎解説がわかりやすい。

過去問集
・科目別模範解答集(令和2年~令和6年)
令和7年10月29日発売。
◎測量士試験の午前・午後試験のどちらも収録。
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過去問集
・令和7年 測量士・測量士補国家試験模範解答集
令和7年10月23日発売。
◎測量士試験の午前・午後試験のどちらも収録。
おすすめするのは上記3冊です。(出版社を揃える必要はありません)
・参考書(教科書) ⇒ 東京法経学院
・過去問集 ⇒ 日本測量協会
独学合格には高校数学(標準偏差、行列計算)への理解が必要です。
もしこういう公式

をみると拒絶反応が出る方や、自分で学習計画を立てられない方は、テキストを買う前に通信講座を検討してください。

ここからは、書籍の特徴を比較表にて説明します。
なぜ出版社を分けるのか?(比較表で解説)
【測量士試験 教材比較表】
| 比較項目 | 東京法経学院 | 日本測量協会 |
| 参考書 (テキスト) | ◎ 初学者向け 日本測量協会の書籍に比べて、解説が丁寧で試験対策に特化。 | × 難解すぎる 学術的すぎて、合格者の私でも理解が及ばない箇所が複数。 |
| 過去問集 | △ 午前の対策に特化 午前試験の過去問・解説のみで午後試験は収録されていない。 網羅性に欠ける。 | ◎ おすすめ 午前・午後が1冊で網羅され、解説も完結している。 |
| 入手方法 | 公式サイト | 公式サイト もしくは 東京官署普及株式会社HP |
出版社をそろえることが一般的かもしれませんが、測量士試験においては、それぞれの『いいとこ取り』をすることが、独学合格への近道です。

測量士試験に合格した私が読んでも、日本測量協会の参考書(受験テキスト)は記述が難解で、わからない部分が多いです。
だから、参考書は東京法経学院のものをおすすめします。
【参考書】は絶対に「東京法経学院」を選ぶべき理由
理由: 日本測量協会の参考書(受験テキスト)に比べて、内容を理解しやすいから
- 日本測量協会の参考書は、測量学を極めるための『専門書』です。
独学者が手を出すと、難しすぎて挫折します。 - 一方で、東京法経学院は『合格させること』を目的に作られています。
分厚いですが、それは行間を省略せず丁寧に解説しているからです。
※参考書の厚さは、日本測量協会も東京法経学院もほぼ同じ
参考情報:参考書の諸情報の比較表
| 比較項目 | 東京法経学院 | 日本測量協会 |
| 書籍名 | 合格ノート | 受験テキスト |
| 価格 | 定価 7,700円(税込) | 定価3,700円(税込) |
| サイズ | B5 942ページ | B5 839ページ |
| わかりやすさ | ◎ 初学者向け 試験対策の知識のみでよい方におすすめ | × 難解 試験範囲のみならず、測量の原理を深く理解したい人にはおすすめ |
| 入手方法 | 公式サイト | 公式サイト もしくは 東京官署普及株式会社HP |

右が日本測量協会の受験テキスト(最新版ではなく令和3年受験時に筆者が購入した古いもの)
サイズはどちらもB5判、厚みはほぼ同じだが受験テキストの方が少し薄い
おすすめ参考書:測量士合格ノートについて(東京法経学院)
測量士補試験対策や土地家屋調査士試験対策で有名な東京法経学院が、令和4年12月頃に新たに出版したのが「測量士合格ノート」です。
頻繁に改訂版が出されており、令和7年3月31日の作業規程の準則の一部改正にも対応しています。
測量士合格ノートはアマゾンや楽天、書店では販売されていません。
販売元である東京法経学院HPからのみ購入可能です。
「測量士合格ノート(東京法経学院)」のHPから購入。
下記で紹介しますが「測量士 年度別過去問解説集[択一式編](東京法経学院)」という書籍も発売されています。
【過去問集】は日本測量協会が最強である理由
理由: 午前の択一式・午後の記述試験の網羅性
- 過去問演習で大事なのは、午前と午後をバランスよく回すことです。
- 日本測量協会の過去問集は、これらがきれいにまとまっており、解説も掲載されています。
日本測量協会で販売している「受験テキスト、科目別模範解答集、国家試験問題模範解説集」は例年10月下旬頃に新刊発売されます。
令和7年度の試験問題解説が欲しい方は10月の新刊を購入しましょう。
→科目別模範解答集、国家試験問題模範解説集は令和7年10月23日に刊行されました!
イチオシの過去問集は日本測量協会から出版されているこの2冊です。
おすすめ過去問集

過去問集
・科目別模範解答集(令和2年~令和6年)
過去5か年分の測量士・測量士補試験問題と模範解答が資格別・分野別にまとめられている。
〇令和7年10月29日発売。
〇定価2,800円(税込)、送料730円
〇A5判 1282ページ(かなり分厚い)
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過去問集
・令和7年 測量士・測量士補国家試験模範解答集
令和7年5月に実施された測量士試験と測量士補の国家試験問題と模範解答が資格別・分野別にまとめられている。
〇令和7年10月23日発売。
〇定価2,410円(税込)、送料410円
〇A5判 247ページ

この2冊で午前の択一式はもちろん、午後の記述式にも対策できます。
計算過程や択一式でなぜ正か誤かの解説も記載されています。
販売元の日本測量協会は測量士試験の主催団体ですから、過去問集はこの書籍を買うのが最善と考えます。
なぜなら午後の筆記試験の模範解答が掲載されているからです。公式が出している模範解答なので減点される心配がないのが強みです。
もしかしたら東京官署普及株式会社HPの方が購入手続きがしやすいかもしれません。
※筆者は令和3年学習時にこのサイトから購入しました。
参考情報:過去問集の諸情報の比較表
| 比較項目 | 東京法経学院 測量士 年度別過去問解説集[択一式編](令和元年~令和7年) | 日本測量協会 科目別模範解答集(令和2年~令和6年) 令和7年 国家試験問題模範解説集 |
| 価格 | 定価 4,620円(税込) | 定価2,800円(税込)(令和2年~6年) 定価2,410円(税込)(令和7年) |
| サイズ | B5 468ページ | A5 1282ページ(令和2年~6年) 247ページ(令和7年) |
| 解説のわかりやすさ | △ 午前の対策に特化 午前の択一式の足切りを確実に回避したい方におすすめ | ◎ おすすめ 午前・午後が1冊で網羅され、解説も完結している。 |
| 入手方法 | 公式サイト | 公式サイト もしくは 東京官署普及株式会社HP |

右が日本測量協会の科目別模範解答集(最新版ではなく令和3年受験時に筆者が購入した古いもの)
東京法経学院の過去問集は午前のみの収録なので薄い。
参考情報:測量士 年度別過去問解説集[択一式編](東京法経学院)
令和4度から東京法経学院より販売開始されました教材です。
過去6年分(令和元年~令和7年)の午前の部(択一式)の試験問題の解説集です。
立ち読みはこちら(東京法経学院HPに掲載されているPDFが開きます)
午前の択一式対策に特化した過去問集

過去問集
・測量士 年度別過去問解説集[択一式編](東京法経学院)
過去7か年分の測量士試験(午前)問題と模範解答が年度別にまとめられている。
〇令和7年10月刊行。
〇定価4,620円(税込)、送料880円
〇B5判 468ページ
ページ数が比較的少なく、午前の択一式を集中して対策したい方におすすめ。
実際、測量士試験はいかに午前中で点数を稼ぐかが重要です!
ただ、午後の記述式も対策は必要ですので、日本測量協会の科目別模範解答集も一緒に購入することをおすすめします。
合格者が教える「効率的な勉強方法」
参考書は全部読まなくていいです。
独学で試験に挑む方にお勧めの勉強方法は次のとおり。
ステップ 1: いきなり過去問を解く。
ステップ 2: 分からない用語や計算が出てきたら、参考書を「辞書」として引く。
ステップ 3: これをひたすら繰り返す。

参考書を1ページ目から読破しようとしないでください。
それは眠くなるだけです。
とにかく過去問をやりこみましょう!
まとめ
参考書 = 測量士合格ノート(東京法経学院)
過去問 = 科目別模範解答集(令和2年~令和6年)(日本測量協会)
令和7年 国家試験問題模範解説集(日本測量協会)
この「異色の組み合わせ」こそが、私がたどり着いた最適解です。
もし参考書のみでは理解できない、映像講義も欲しい場合には税込55,000円で東京法経学院の講義を受講できます。
- おまけ(本の厚み)

番外編:テキスト以外の試験に関する話
- おまけ(測量士試験で使用できる電卓)
測量士試験では、問題用紙・解答用紙の配布時に『電卓』も配布されます。
試験時には配布された電卓を使用して、計算問題を解きます。
よって、本番と同じ環境で勉強をした方が、本番で焦らないと思います。
(私は測量士試験受験時、解答時間が足りないなと感じました…)

以下にアマゾンのリンクを貼ります。
どちらも手帳タイプの小さな電卓です。
・カシオSL-300A-N
・カシオSL-910GT-N

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