測量野帳は測量調査をはじめとする野外調査をする場合によく利用される手帳のことです。
ブックカバー部分が固く、机のないところでも筆記しやすいことが特徴です。


測量業界の方にはおなじみの現場の味方です!
測量だけでなく地質調査や環境調査などでも使われています。
現在はかならずしも測量だけでなく、旅行記録をまとめたり、ビジネスシーンの予定管理・手帳、資格試験の勉強ノートとしても活用されています。
そこでこの記事では測量野帳の特徴(デザイン、サイズ、罫線)について解説するとともに、どこで購入可能かご紹介していきます。
どんなことに利用されている?
測量野帳は、1959年に測量士のために発売されたミニノートのことです。
測量士が測量機器の読み値をメモするために開発されているため、以下の特徴があります。
・作業服のポケットに入る
・机がない場所でも筆記可能な硬い背表紙
測量野帳について詳しく知りたい方は大手販売元であるコクヨ様のホームページをご参考ください。
サイズ等
サイズ
縦165×横95×厚み6mm
表紙の色は緑色が一般的ですが、最近はさまざまなデザインの野帳がありおしゃれになるとともに、測量以外の用途でも活用されるようになってきました。
測量野帳の種類
・レベルブック
・トランシットブック
・スケッチブック
類似品
・トリップブック

左下3冊はスケッチブックで表紙の色がおしゃれ、中身は3mm方眼紙で右上のものと同じ。右下はトリップブックという旅行記録用の手帳。
すべてコクヨの製品。

真ん中はレベルブック
右下はトランシットブック


野帳は旅行先でも活躍します。
背表紙が固いので、電車やバスなどで移動中という状況でもしっかり筆記できます。


(方眼紙ではなくドット)
上記で紹介した各種測量野帳に使える透明なカバーもあります。
名刺を入れられたりするので、現場で重宝します。


↓カバー装着するとこうなります。
(旅する野帳にカバーつけるのと旅行のモチベが高まります。
パンフレットなど内ポケットに入れられるのもgood!)



どこで購入できる?
実店舗で購入可能なのは、ロフト、東急ハンズなどです。
そのほかには大きな文房具店(ノートコーナーか製図コーナー)やヨドバシカメラの文房具コーナーも候補です。
測量用のレベルブックであれば、DCMやカインズなどのホームセンター、ワークマンの文房具コーナーにも置いてある場合があります。
あとは理工系の学部がある大学生協にもある売っていると思います。
ノート部分の罫線にも違いがあり、方眼紙タイプ、罫線タイプ、白紙など種類がありますので、自分の用途に合わせて選びましょう。
そのほかアマゾンや楽天でも購入可能です。
定番のもの
スケッチブック
旅行用(旅する野帳)
測量野帳カバー
この記事で紹介した野帳以外にもいろいろな種類があります。
その他、野帳にぴったりなサイズのおしゃれなレザーカバーもあります。ボールペンを挟めるのがいいですね!
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