【測量士試験】独学におすすめのテキストと購入方法を紹介

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受験手引き

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測量士試験のテキストは、本屋ではほとんど売っていません。
さらに測量士補試験に比べて、テキストの種類が圧倒的に少ないです。

測量士試験に合格するためには自力でテキストを入手するか通信講座に申し込む必要があります。

この記事では独学で測量士試験に挑む方のために、おすすめのテキスト・過去問集とその購入方法をご紹介します。

過去問集を買う際はできるだけ最新のものを購入しましょう!

結論

過去問集のおすすめ
日本測量協会国家試験問題模範解説集科目別模範解答集
(2024年10月23日に新刊発売済み)
東京法経学院測量士 年度別過去問解説集[択一式編]
(注意:午後の記述式の解説なし)
※東京法経学院の過去問集は過去6年分(令和元年~令和6年)が収録され、令和5年3月31日の作業規程の準則改正に対応済み。

参考書のおすすめ
東京法経学院測量士合格ノート(2024年11月6日三訂版発売)。
※令和6年6月12日の測量法の一部改正に対応済み。
※日本測量協会からも出版されていますが、難解すぎるのでおすすめしません。

【独学】おすすめ過去問集の紹介

おすすめNo.1 国家試験問題模範解説集と科目別模範解答集

日本測量協会で販売している「受験テキスト、科目別模範解答集、国家試験問題模範解説集」は例年10月下旬頃に新刊発売されます。
令和6年度の試験問題解説が欲しい方は10月の新刊を購入しましょう。

イチオシの過去問集は日本測量協会から出版されているこの2冊です。

【令和6年11月現在在庫切れ】
令和6年 測量士・測量士補 国家試験問題模範解答集

令和6年5月に実施された測量士試験と測量士補の国家試験問題と模範解答が資格別・分野別にまとめられている。
定価2,410円(税込)
送料410円
A5判 273ページ

令和6年10月23日刊行

画像引用:日本測量協会HP

測量士・測量士補国家試験 科目別模範解答集(令和元年~令和5年)

過去5か年分の測量士・測量士補試験問題と模範解答が資格別・分野別にまとめられている。
定価2,800円(税込)
送料730円
A5判 1262ページ(かなり分厚い)

令和6年10月29日刊行

この2冊で午前の択一式はもちろん、午後の記述式にも対策できます。
計算過程や択一式でなぜ正か誤かの解説も記載されています。

販売元の日本測量協会は測量士試験の主催団体ですから、過去問集はこの書籍を買うのが最善と考えます。
なぜなら午後の筆記試験の模範解答が掲載されているからです。公式が出している模範解答なので減点される心配がないのが強みですね。

購入方法一覧

購入できるサイトを下記表にまとめました。

購入方法➀日本測量協会HP

公式サイト:日本測量協会HP

【注意点】
・郵便振替のみ
・10月下旬~11月上旬新刊刊行済み

画像引用:日本測量協会HP(2024年11月閲覧)
購入方法➁東京官書普及HP

公式サイト:東京官書普及HP

【注意点】
・日本測量協会の直販品を取り扱っている。
日本測量協会にて完売している場合、このサイトでも購入できない。
・クレジットカード支払い対応。

画像引用:東京官書普及HP(2024年8月閲覧)

その他、令和5年3月31日に改正された作業規程の準則も販売されていますので、書籍を手元に置きたい方は購入をお勧めします。

購入方法③アマゾン・楽天

【注意点】
・正規価格より高いもしくは在庫がない場合が多い
・amazonより楽天の方が安い場合が多い

一緒にこちらも購入してみては?
測量士試験当日に会場で配布される電卓
(三角関数の機能がついていません。午後の記述式は解答時間が短いため、電卓をうまく使うことが重要です。普段の学習時から慣れておきましょう。)

赤青鉛筆
(試験時に机に置けるものの一つで、解答欄へ「赤、青で丸をつけよ」という問題もでるので必要です)

作業規程の準則
ネットで見れますが手元に置きたい方におすすめ。

午後の記述式試験で選択No.4(地図関係の問題)を受ける方へは入門書として下記の書籍がおすすめです。

試験で問われる地図の縮尺係数や投影図法など基礎が理解しやすいです。図も豊富でフルカラーで読みやすいです。

おすすめNo.2 測量士 年度別過去問解説集[択一式編]

令和4度から東京法経学院より販売開始されました教材です。
過去6年分(令和元年~令和6年)の午前の部(択一式)の試験問題の解説集です。

立ち読みはこちら(東京法経学院HPに掲載されているPDFが開きます)

測量士 年度別過去問解説集[択一式編]

過去6か年分の測量士試験(午前)問題と模範解答が年度別にまとめられている。
定価2,640円(税込)
送料880円
B5判 406ページ

令和6年8月刊行

ページ数が比較的少なく、午前の択一式を集中して対策したい方におすすめ。
実際、測量士試験はいかに午前中で点数を稼ぐかが重要です!

ただ、午後の記述式も対策は必要ですので、日本測量協会の科目別模範解答集も一緒に購入することをおすすめします。

【独学】おすすめ参考書の紹介

参考書候補はこの2つしかありません
➀受験テキスト(日本測量協会)定価3,565円(税込)
➁測量士合格ノート(東京法経学院)定価 4,400円(税込)

R5.1.22追記
参考書は受験テキストよりも「測量士合格ノート(東京法経学院)」をおすすめします。
立ち読みはこちら(東京法経学院HPに掲載されているPDFが開きます)

筆者が測量士試験受験時は日本測量協会の書籍しか候補がありませんでしたので、受験テキストを購入しました。
まあ、内容が難しすぎて理解できませんでした。

➀受験テキスト(日本測量協会)

・受験テキスト(定価3,565円(税込))

試験で問われることよりも難しい内容が記載されているためです。この本を読む時間を過去問演習に充てるべき。
(R3.11.21追記:R3年測量士試験に合格した筆者が、合格後に読んでも内容が理解できない箇所がほとんどです。)

ただし「過去問だけでは不安」「参考書も手元に置きたい」という方は安心のため買った方が良いです。
私も下写真の2冊を購入して試験に臨みましたし、買って損したとは思いません(レベルが高すぎるよ!とは今でも思います)。

測量士・測量士補国家試験 受験テキスト Vol.24

過去5か年分の測量士・測量士補試験問題と模範解答が資格別・分野別にまとめられている。
定価3,565円(税込)
送料730円
A5判 ページ数記載なし(R3年時は約800ページ)

令和5年11月30日刊行

おすすめテキスト(受験テキスト(左)と科目別模範回答集模範解答集(右))
受験テキストはほぼ内容が高尚すぎて筆者が測量士試験受験勉強時は使用していない
受験テキストと解答集は内容がリンクしているわけでもない。

➁測量士合格ノート(東京法経学院)

測量士補試験対策や土地家屋調査士試験対策で有名な東京法経学院が令和4年12月頃に新たに出版したのが「測量士合格ノート」です。

画像引用:東京法経学院HP

測量士 合格ノート【改訂版】

公共測量 作業規程の準則の一部改正(令和5年3月31日)に完全対応!測量士補の復習から測量士合格へ!
定価4,400円(税込)
送料880円
B5判 920ページ

令和6年11月6日刊行

受験テキストは「測量技術について理解してね」という気持ちで書かれているように感じます。そのため試験内容から少し遠い内容がかかれているのかなと思います。
一方測量士合格ノートは試験合格のために書かれていますので、受験生にはこちらの方が目的と合うのではと思います。

測量士合格ノートはアマゾンや楽天ではまだ販売されていません。

販売元である東京法経学院HPからのみ購入可能です。
測量士合格ノート(東京法経学院)」のHPに飛びます。
立ち読みはこちら(東京法経学院HPに掲載されているPDFが開きます)

上記で紹介済みですが「測量士 年度別過去問解説集[択一式編](東京法経学院)」という書籍も発売されています。

受験テキストも測量士合格ノートもどちらもB5判で900ページくらいで価格も約4000円ですので、自分が気に入ったほうを買いましょう。

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