プロフィール

はじめまして、ちーたらです。

当ブログ「【独学】測量士試験合格を目指すブログ」をご覧いただきありがとうございます。
管理人のちーたらと申します。

私は普段、一般的なサラリーマンとして働いています。
測量の現場に出るような実務経験は一切ありませんが、完全独学で

  • 令和2年度 測量士補試験
  • 令和3年度 測量士試験

に合格しました。

令和2年測量士補試験試験合格書
測量士登録通知書

「現場経験がないと、やっぱり合格は難しい?」 「予備校に通わず、独学だけで本当に理解できる?」

そんな不安を抱えている方へ。
測量機器に触れたことがなくても、現場のイメージが湧かなくても、正しい戦略(過去問演習)があれば合格は可能です。

このページでは、現場知らずの私がなぜ測量士を目指し、どうやって合格を勝ち取ったのか、その体験談をお話しします。

なぜ「測量経験ゼロ」から資格を目指したのか

私は仕事上、業務で「測量データ」や「図面」を目にする機会がありました。

完成されたデータを使う立場にいたのですが、ある日ふと疑問を抱いたのです。

「このデータは、具体的にどうやって測られているんだろう?」
「自分はこの数値の根拠(測量の仕組み)を全く理解しないまま、仕事を進めていていいのだろうか?」

データの向こう側にある「測量」という行為を知らないまま仕事をすることへの違和感。
それが、私の勉強のスタート地点でした。

理系出身で数学への抵抗こそありませんでしたが、専門的な「測量の世界」は私にとって完全に未知の領域でした。

「現場が見えない」という最大の壁

意気揚々と勉強を始めましたが、すぐに壁にぶつかりました。
計算の難しさではありません。
「現場のイメージが全く湧かない」ことです。

問題文に「トランシット」や「標尺」とあっても、実物を見たことがない。
「観測手」と「記録手」がどう動いているのか、頭に浮かばない。

テキストを読んでも、まるで空想の小説を読んでいるようで、ピンとこない場面が多々ありました。 「現場を知らない」ということは、独学者にとって想像以上にもどかしいハンデでした。

しかし、私はここで割り切りました。
「現場を知らなくても、試験の点は取れる」と。

合格への最短ルートは「過去問の一点突破」

私の勉強法は極めてシンプルです。 「ひたすら過去問を解く」。これに尽きます。

勉強時間を細かく管理したり、分厚い教科書を最初から完璧に読み込んだりはしていません。 とにかく問題を解き、間違えたら解説を読み、また解く。その繰り返しです。

🔰 測量士補試験(令和2年)

  • 勉強期間: 試験4ヶ月前から本腰を入れる
  • 戦略: 正誤問題は理屈抜きで丸暗記。計算はパターンを覚える。
  • 結果: ボーダーライン+2〜3問でギリギリ合格。

正直、余裕の合格ではありませんでした。「なんとか滑り込んだ」というのが本音です。

🏆 測量士試験(令和3年)

  • 勉強期間: 受験申込時から、平日夜に1〜2時間
  • 背景: 当時の合格率は約10%という難関。
  • 戦略: 毎日コツコツと過去問を回し続ける。
  • 結果: 見事合格。

資格を取って変わったこと

現在は部署異動があり、直接的に測量のデータを扱う業務には就いていません。
それでも、名刺に「測量士」と記載することで、仕事相手の方から 「ああ、この人はデータの裏付け(測量)まで理解しているんだな」 と信頼していただけたり、話に説得力が生まれたりしていると感じます。

何より、「未経験の分野でも、独学で最高峰の資格まで到達できた」という事実は、今の私の大きな自信になっています。

このブログのミッション

このブログでは、私が受験生時代に感じた「独学者の孤独」「情報の少なさ」を解消するために運営しています。

  • 現場イメージが湧かない人への「噛み砕いた解説」
  • 数学が得意・不得意に関わらず使える「得点テクニック」
  • 実際に使ってよかった「参考書・過去問のレビュー」

これらを包み隠さず発信していきます。

ちなみに、普段は鉄道旅行が好きで、旅先で温泉に浸かって日頃の疲れを癒やすのが至福の時です。 そんな等身大の管理人が運営していますので、ぜひ肩の力を抜いて記事を読んでいってください。

まずは、こちらの記事からスタートしてみてください!

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