令和4年測量士試験(午前) 第23問(数値地形モデルの活用方法)を解説

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測量士試験

試験問題の引用

令和4年の試験問題は国土地理院HPから引用しています。
https://www.gsi.go.jp/LAW/SHIKEN/past.html

第23問 問題

 次の文は,数値地形モデル(以下「DTM」という。)の活用方法について述べたものである。ア ~ エ に入る語句の組合せとして最も適当なものはどれか。次の中から選べ。

 公共測量における,地図情報レベル 2500 の等高線(計曲線間隔 10 m)の作成は,航空レーザ測量により作成した格子間隔 m の DTM を用いて作成することができる。
 格子間隔の DTM を用いることにより,より詳細な地形の断面図を作成することができる。
 DTM を用いて作成する標高値の範囲ごとに彩色した は,同じ色で示す標高の幅を,傾斜の急な山地に比べ平地では することにより,平地の微細な起伏を表すことができる。

選択肢

1.2広い段彩図広く
2.2狭い段彩図狭く
3.5広い陰影図狭く
4.5狭い陰影図広く
5.5狭い段彩図狭く

第23問 解答・解説

正解は選択肢2です。

以下、解説。

空欄ア

2

 公共測量における,地図情報レベル 2500 の等高線(計曲線間隔 10 m)の作成は,航空レーザ測量により作成した格子間隔 m の DTM を用いて作成することができる。

これは暗記してないと解けませんね。

作業規程の準則より引用

空欄イ

狭い

 格子間隔の DTM を用いることにより,より詳細な地形の断面図を作成することができる。

格子間隔が狭いほど細かい地形表現がされています。

空欄ウ、エ

ウ.段彩図
エ.狭く

 DTM を用いて作成する標高値の範囲ごとに彩色した は,同じ色で示す標高の幅を,傾斜の急な山地に比べ平地では することにより,平地の微細な起伏を表すことができる。

彩色とあるので段彩図とわかります。陰影図は白黒です。

微細な起伏を表現するには色を付ける幅を狭くする方がよいです。

以上、正解は「選択肢2」でした。

令和4年測量士試験の解説は随時更新予定です。

ほかの問題も見たい方はこちら

測量士試験(午前)の過去問解説→記事一覧に飛びます。

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