令和3年測量士試験(午後) 必須No.1 問B-5を解説

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測量士試験

試験問題の引用

令和3年の試験問題・模範解答は国土地理院HPから引用しています。
https://www.gsi.go.jp/LAW/SHIKEN/past.html

必須No.1 問B-5

問B.公共測量における測量作業機関に関する次の各問に答えよ。

問B−5.複数名が集まって測量作業を実施する際は、新型コロナウイルスの感染拡大を防止することが重要である。
 次のa〜cの文は、測量作業を行う場面を記したものである。それぞれの場面において感染症対策を講じる場合、「マスクやフェイスシールド等の着用」に加え、それ以外にどのような対策があるか。適切な感染症対策を一つ解答欄に記せ。
 ただし、a〜cで同種の内容を記載してはならない。

a

a.収容人数が 10 名の執務室において、10 名で数値地形図データ修正を行う。

以下、解答例。

こまめに換気を行う。」です。

上記のほか、
・座席の配置が対面になる場合にアクリル板等の仕切りを設置する
・座席の配置を近距離や対面にならないようにする。
・空気清浄機の使用
が考えられます。
(採点基準がわからないので、不正解の可能性もあります…)

b

b.

屋外にて、二人一組で役割を交代しながらトータルステーションを用いた基準点測量を行う。

以下、解答例。

器材をこまめに消毒する。」です。

問題文中に「二人一組で役割を交代しながら~」との記述がありますので、器材の消毒、手指消毒の徹底が模範解答になります。

上記のほか、
・観測員間での一定距離の確保
・飛沫感染予防のため大声をださない
が考えられます。

c

c.作業計画を立案する中で疑問が生じたため、国土地理院の地方測量部へ測量方法に関する相談に行く。

以下、解答例。

少人数で行く。」です。

上記のほか、
・十分な対面距離を確保する
・打合せ時間を短縮する
が考えられます。

問題文を読むと「相談に行く」とあるので、対面で相談する場合の感染対策を記述することが無難です。

ただし、実際に国土地理院に相談する際には、次の方法も検討しましょう。
・問い合わせフォームの活用
・電話による問い合わせ

 公共測量のご相談につきましては、管轄の地方測量部・支所へのお電話や国土地理院お問合せフォームでも受け付けております。また、公共測量等の申請につきましても、郵送による書類提出が可能です。不要不急の外出を避け、新型コロナウィルスへの感染機会を減らすために、ぜひご活用ください。

 なお、対面での応対もいたしておりますが、テレワーク等の取組みにより職員不在の場合がございますので、来訪される場合には事前にお電話にてご予約をいただけますようご理解・ご協力をお願いいたします。

公共測量のご案内(国土地理院HP)

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