試験問題の引用
令和3年の試験問題は国土地理院HPから引用しています。
https://www.gsi.go.jp/LAW/SHIKEN/past.html
第8問 問題
基準点 A、B 間の距離を測定しようとしたところ、A、B 間に障害物があり視通が取れなかったため、図に示すように、それぞれ偏心点a、bに偏心して観測を行い、表の結果を得た。
基準点 A、B 間の基準面上の距離 S は幾らか。最も近いものを次の中から選べ。
ただし、距離はすべて基準面上の距離に補正されているものとする。
Se | 1,487.228 m |
eA | 41.298 m |
α | 315°00’00” |
eB | 32.383 m |
β | 90°00’00” |
選択肢
1.1.451.510(≒√(2,106,881.656) m)
2.1.458.029(≒√(2,125,849.351) m)
3.1.459.326(≒√(2,129,631.970) m)
4.1.460.639(≒√(2,133,465.845) m)
5.1.484.334(≒√(2,203,248.860) m)
第8問 解答・解説
正解は選択肢2です。
この問題は頻出の計算問題です。
公式を覚えられる方は、得点源にしましょう!
使用する公式
作業規程の準則の「付録6 計算式集」の「基準点測量の部」の「2.3.3の相互偏心の計算」の式を使用する。
答えを求める
公式に値を代入して答えを求める。
ゆえに 1458.029 m2
正解は「選択肢2」
↓令和3年測量士試験(午前) 解答解説↓
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